令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル (12)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

[VI-748] コンクリートの劣化対策に適用する透明塗料を用いた省力化表面保護工法の開発

*杉山 竜哉1、松田 康紀1、羽矢 洋1、高木 弘敬2、赤波江 卓也2 (1. 東鉄工業、2. エムビーエス)

キーワード:有機系被覆材、コンクリート、劣化、表面保護、剥落防止、可視化

近年,鉄道構造物のトンネル覆工コンクリートや高架橋コンクリート,橋りょう等の経年劣化によるコンクリート片剥落事象が社会的問題となっている.国土交通省は5年に1回,トンネル,橋等の近接目視点検を義務化し,鉄道構造物においては,2年毎の通常全般検査と10年毎の特別全般検査を近接目視で健全度を評価している.これにより,対策が必要とされた構造部は,簡易的なネット工あるいは,一定の耐用年数を有する剥落対策工が施されるが,施工時間が制約される剥落対策工事では,施工工程の省力化が求められている.このような背景から,コンクリートの劣化対策に適用する透明塗料を用いた省力化表面保護工法の開発を報告する.

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