令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

リニューアル (13)

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

座長:倉田 雅人(オリエンタルコンサルタンツ)

[VI-754] 既設道路トンネルの大規模な地震被害リスクを考慮した対策優先度に関する研究

*浦川 佳樹1、林 久資1、進士 正人1 (1. 山口大学)

キーワード:トンネル、地震、維持管理

山口県が管理している道路トンネルのうち,建設後50年を超えたトンネルの割合は,2014年時点では約2割であるが,20年後には5割へと増加する. 同様に,全国的においてもトンネル老朽化の進行が問題となっており,従来の事後保全型から予防保全型に点検・対策方針を切り替えて行う必要がある.加えて,トンネルは一般的に地震に強い構造物といわれているものの,地震により大きな被害を受けた実例も多い.そこで本研究では,地震による被害の実状を被害報告書から調査した.そして,山口県に存在する活断層で大規模地震が発生した場合の被害想定から,トンネルの対策優先度を検討した.その結果,対策優先トンネルの選定を試行できた.

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