[VI-759] Design of inner lining reinforcement for insufficienty of lining thickness
Keywords:Tunnel reinforcement, Insufficienty of lining thickness, Inner lining reinforcement , Frame analysis
中央自動車道辰野トンネル下り線において,有効巻厚が設計巻厚に満たないスパンが確認され,覆工耐力が低下していると考えられることから,覆工の有効断面を増加させることにより,トンネルの機能を回復させる必要があった.本設計では,内巻補強工として支保工+埋設型枠・モルタル充填工法を採用して,骨組み構造解析により対策工の補強効果を確認した.本設計において,内巻補強工に期待する効果は,巻厚不足箇所の覆工耐荷力が設計巻厚相当の覆工耐荷力以上となることである.解析の結果、巻厚不足断面に対し内巻補強工を対策することで,設計巻厚覆工以上の耐荷力を得ることができ,対策効果が得られていることを確認できた.
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