[VI-763] Estimation of cracks cause in the road tunnel reinforcement section
Keywords:road tunnel, maintenance, concrete investigation, soundness evaluation
対象施設は、建設後20年程度経過した道路トンネルであり、これまで供用開始5年後に1度だけ近接目視点検が実施されている。当該トンネルに対し、近接目視点検を実施した結果、側壁部に幅1.5mmのひび割れが確認された。また、トンネル上部には県道が通っており、トンネルへの影響が懸念された。ひび割れ発生原因の推定及びトンネル健全性の把握を行うため、近接目視点検、コンクリート試験等を実施した。その結果、ひび割れの発生原因は、「コンクリートの初期ひび割れ」、「構造変化箇所での挙動の違いによるひび割れ」が複合的に関連し発生したものであると推定した。また、健全性はⅡと判定し、早急な措置は必要ないと判断した。
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