令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (7)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 VI-13 (幸町総合教育棟 第32講義室)

座長:西村 毅(安藤・間)

[VI-768] 3次元点群データを活用した変状検出の一考察

*濱野 北斗1、神田 信也1 (1. 首都高速道路(株))

キーワード:3次元点群データ、変状検出、点検、スクリーニング

首都高速道路では,道路施設の維持管理の効率化および高度化を目的とし,3次元点群データ(以下,点群データ)の活用を開始している).点群データは環境や条件に左右されず一定の精度で取得することが可能であり,維持管理に適した手法であると言える.中でも変状検出は,第三者被害の生じるコンクリートの浮きや剥離を検出することができ,点検の一次スクリーニング技術としての活用が見込まれる.点群データは計測条件によって点群密度が異なり,点群密度の大きさに対して,どの程度の変状を検出可能か明らかにされていない.そこで,点検にて損傷の大きさが確認されている変状を対象とし検出を行った.

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