維持・管理／検査技術・診断 (7)

[VI-769] 深度画像を用いたトンネル付帯構造物の劣化箇所抽出

*滝澤 彰宏¹、齊藤 岳季¹、神谷 弘志¹ (1. 東日本旅客鉄道)

キーワード：トンネル、覆工表面、付帯構造物、深度画像、画像解析

トンネル覆工表面には付帯構造物がボルト等によって取り付けられている。これらの付帯構造物も経年劣化等によりボルトが脱落した場合、垂下して安全上問題がある。現地および画像からのボルトの劣化確認は、数量が多いため労力を要している。また画像解析はトンネル覆工表面の汚れや画像の鮮明度に抽出精度が影響を受ける。今回、検測車にて得られる3次元情報から作られた深度画像を画像解析することで、効率的にボルトの抜けた箇所を抽出するソフトウェアを開発した。