Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (8)

Thu. Sep 5, 2019 10:25 AM - 11:55 AM VI-13 (幸町総合教育棟 第32講義室)

座長:全 邦釘(東京大学)

[VI-777] Detection of arch dam surface deformation by deep learning and its distribution characteristics

*粟飯原 稔1、権神 侑貴1、安野 貴人1 (1. 八千代エンジニヤリング)

Keywords:arch dam, popーout, maintenance, AI, deep learning , trend management

鳴子ダムは昭和33年に竣工したアーチダムであり、上下流面の表面にポップアウト等の劣化が多数確認されている。ダム建設時に骨材として使用した河床砂礫の中に含まれていた低品質骨材の影響であると考えられた。これまで、ポップアウトの正確な大きさや数は把握できておらず、客観的、高精度に検出することが課題であった。検出は、ドローン(UAV)での正対撮影画像を基に、人工知能(AI)のうち、ディープラーニング(深層学習)を採用した。検出されたポップアウトの最大はφ57cmであり、φ30cm以上は112箇所であった。冬期には一日中山陰となる左岸下流面にやや大きいポップアウトが多く分布していることが明らかとなった。

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