[VI-786] 電磁波レーダ探査による覆工巻厚調査結果と濁音範囲の相関について
キーワード:NATM、覆工巻厚調査、電磁波レーダ探査
中国地方の高速道路のトンネルについて、これまで定期点検の結果等を基に様々な調査や評価・解析が行われ、変状原因や対策工に関わる知見が蓄積されている。本報告は設計や施工に起因する変状において、NATMの覆工巻厚に関連性がある濁音箇所に着目し、H28年からH30年に実施した電磁波レーダ探査による覆工巻厚調査結果と、打音調査時に濁音が確認された範囲との相関について取りまとめたものである。濁音箇所は覆工巻厚が20cm以下の範囲に確認されており、覆工巻厚が10cm以下の範囲では、打音調査時におおむね濁音が確認できるが、15cm以上になると濁音認識率は50%以下まで低下する相関関係が確認できた。
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