Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (10)

Thu. Sep 5, 2019 2:25 PM - 3:55 PM VI-13 (幸町総合教育棟 第32講義室)

座長:岡本 修一(大成建設)

[VI-790] Remote detection of bolt slack

*島田 裕貴1、小西 拓洋2 (1. 東急建設、2. 東京都市大学)

Keywords:bolt slack, axial force, remote detection, laser excitation

ボルトの緩み・脱落は,点検員が打音で判定を行うため,高所の検査には多くのコスト,時間を要する.これに対して,遠隔からボルト緩みを検知するシステムを開発した.実験から,ボルト頭部を打撃した際に,ボルト軸力により振動が変化するモードの存在が明らかとなった.緩みの検知は,この振動モードの,振動数・振動振幅を利用して,事前に準備した軸力推定式を用いて推定した軸力により緩みを判定する.通常の検査は,遠隔打鍵装置による振動音で判定を行う.接近不可能な対象に対しては,レーザー加振により振動させ,レーザー振動計による信号で判定を行う.本技術により,ボルト緩み検査の大きな効率化が図れると考えられる.

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