[VI-790] ボルト緩みの遠隔検知
キーワード:ボルト緩み、軸力、遠隔検知、レーザー加振
ボルトの緩み・脱落は,点検員が打音で判定を行うため,高所の検査には多くのコスト,時間を要する.これに対して,遠隔からボルト緩みを検知するシステムを開発した.実験から,ボルト頭部を打撃した際に,ボルト軸力により振動が変化するモードの存在が明らかとなった.緩みの検知は,この振動モードの,振動数・振動振幅を利用して,事前に準備した軸力推定式を用いて推定した軸力により緩みを判定する.通常の検査は,遠隔打鍵装置による振動音で判定を行う.接近不可能な対象に対しては,レーザー加振により振動させ,レーザー振動計による信号で判定を行う.本技術により,ボルト緩み検査の大きな効率化が図れると考えられる.
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