[VI-797] 確率モデルを用いたトンネル上床における浮きの発生予測手法検討
キーワード:地下鉄、トンネル、維持管理、ベイジアンネットワーク、変状予測
地下鉄の大部分を占めるトンネルにおいて,コンクリートの浮き・はく離ははく落事故につながり,運行支障が生じる要注意変状である.しかし浮きは,ひび割れを伴わないものも存在し目視では発見できない場合もあるため,見逃しがないとは言い切れないのが現状である.現在,東京メトロでは4年に一度トンネル打音点検を行っているが,打音点検は人的リソースを多く要することが課題となっていた.そこで,あらかじめ叩く必要のない箇所を予測し,打音点検の実施箇所をスクリーニングできないかと考えた.そこで,確率モデルを用いて検査データを分析し,トンネル上床における浮き・はく離箇所の予測を試みた.
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