令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

品質管理 (1)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:八朝 秀晃(熊谷組)

[VI-80] 流動化処理土による地下空洞の充填に関する一考察(その2)

*和泉 彰彦1、三ツ井 達也1 (1. 徳倉建設)

キーワード:流動化処理土、施工管理、模型実験、水中打設、勾配

近年,地下に存在する空洞を流動化処理土(以下,LSSと称す)で充填する工事が多数実施されている.LSSは地盤の傾斜に関係なく,LSSの物理特性が一緒であればLSSが作る先端の勾配(以下流動勾配と称す)は一定であり,水中で打設しても極端な拡散を起こさないことがわかっている.広大な空洞の場所を区切って充填する場合,地中で隔壁を造成する必要がありその施工管理方法が問題となる.この状況を再現するため2種類の模型実験を行い,施工管理方法について検討を行った.この結果より,下流側の充填孔から充填を開始し,直上流側の充填孔でLSSの到達状況を監視することで地中に連続した隔壁が造成できると判断できた.

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