[VI-800] AHPを用いた健全度判定メカニズム分析その2
キーワード:地下鉄トンネル、維持管理、AHP
土木構造物の検査は検査員のもつ経験,知識により健全度判定を行っているため,判断の仕方にバラつきが生じている.前回対象変状とした「ひび割れ」と同様に,今回は「鉄筋露出」と「漏水」を対象に,一対比較によりどのような優先順位で判断材料としているか,重要度推定を行った.この際,AHPと呼ばれる意思決定手法を応用した手法により,各評価基準・要素の重要度(ウェイト)を固有値法を用いて算出した.評価基準・要素のウェイトを乗じ,総合ウェイトを算出した。熟練検査員による健全度判定結果と総合ウェイトを比較した結果,大きなずれはなく,概ね妥当であることが分かった.
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