令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (13)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 VI-13 (幸町総合教育棟 第32講義室)

座長:大窪 和明(東北大学)

[VI-802] 在来線における高頻度動揺測定を活用した軌道工事の動的検収手法の提案

*松本 麻美1、西島 悠太2、原田 祐樹1、田中 博文2 (1. JR西日本、2. 鉄道総合技術研究所)

キーワード:高頻度、動揺測定、営業列車、軌道工事、引継検査、省力化

新幹線における軌道整備後の状態確認は,施工当日の静的な仕上り検査に加え,約10日に1回の頻度で走行している軌道検測車により動的検収を行っている.一方在来線では,軌道検測車の検測頻度が年2~6回と低いため,施工当日の仕上り検査と,整備から約2週間後に引継検査が行われている.これらはいずれも人力による静的検測であり,今後の労働力不足と保安リスク低減の観点から,省力化が求められている.
 本研究では,在来線の営業列車で高頻度に測定した車両動揺を用いた軌道整備後の動的検収手法を提案すると共に,その実現可能性について実データを用いて検証した.さらに,動揺データを容易に分析するためのシステムを開発した.

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