[VI-805] しらすに関するシールド添加材の基礎的研究(その1)
キーワード:泥土圧シールド、しらす、添加材、切羽安定、塑性流動性
泥土圧シールドでは,掘削土砂を塑性流動化させ切羽の安定を図るため,地山に適した添加材を選定する必要がある.九州南部に分布する火砕流堆積物である「しらす」は,一般的な砂に比べ,土粒子密度が小さく,間隙比が大きいため,水が加わると含水比が高くなり流動性が増加すると考えられる.そのため,しらす地盤を泥土圧シールドで掘進する場合,掘削土砂の流動性が増加するとスクリューコンベヤーからの噴発の原因となり,切羽の安定が難しくなる.そこで,「しらす」に適応できる添加材を検証するにあたり,基礎的な研究として,一般的な添加材を用いて流動性確認試験を行った.本稿ではそのうちの試験概要について報告する.
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