令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル (7)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 VI-2 (幸町北8号館 812講義室)

座長:青山 哲也(清水建設)

[VI-808] 気泡シールド工法に用いる気泡の圧力下における性状

*吉迫 和生1、辻 良祐1、瀧川 信二2、吉田 智哉2 (1. 鹿島建設(株)、2. (株)タック)

キーワード:気泡シールド工法、気泡の持続性、気泡土、圧力下

近年、大断面泥土圧シールドの分野で、従来の加泥材に比べて使用量が少なく排土の処理が比較的容易な、気泡(気泡シールド工法)の採用が増えている。従来、気泡の性状評価は大気圧下で実施されてきたが、今回、2種類の起泡剤(新型、従来型)を使って加圧下における気泡および気泡土の性状確認実験を実施した。その結果、気泡について、①圧力が高いほうが気泡残存率も高いこと、②差圧比という指標を導入し差圧比が小さいほど気泡残存率が大きくなることが判った。また、気泡土実験から、③新型は従来型に比べて撹拌抵抗が小さいこと、④新型は1日静置後の再撹拌時にも撹拌抵抗の増大は見られず良好な性状を保っていること、などを確認した。

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