[VI-818] 塩害を受ける小規模RC道路橋の観察維持管理のための一考察
キーワード:構造安全性モニタリング、観察維持管理、塩害、面的評価、確率評価
現在までに,橋梁定期点検で要修繕レベルと判定された橋梁は多数あるが,費用の問題に加え,維持管理人員も減少傾向にあり,結果,修繕着手率は低く,特に,大多数の橋梁を管理する市町村ではこの問題が顕著である.一方で,要修繕判定された橋梁にも劣化が部分的,または全体的だが劣化程度が低く,安全性低下の小さい橋梁など様々であり,周辺への影響が小さい小規模橋梁では,定期的に安全性を評価出来れば,観察維持管理とすることで維持管理に要する費用,労力の低減が期待できる場合があると考える.したがって,本論文では観察維持管理の導入に有効と考える構造安全性モニタリングについて考察する.
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