[VI-830] 斜張橋ケーブルにおける健全性の評価について
キーワード:斜張橋ケーブル、健全性の評価、腐食調査、断面減少率、応力頻度測定
約50年供用してきた豊里大橋では、近年の定期点検において斜張橋ケーブルの腐食が発見された。斜張橋ケーブルについては、補修や取換事例が国内外で極めて少なく、今後、維持管理するうえで、斜張橋ケーブルの健全性の評価が必要であった。このため、ケーブル全体の被覆をはずし腐食状況を調査し、原因を推定した。さらに、建設当時の設計計算書から解析モデル化を行い、載荷試験による妥当性を検証した。ケーブルの健全性については、現場の腐食調査の結果に基づく解析モデルにより、安全率により評価し、現行設計基準で要求されるケーブルの安全率を確保していることが確認できた.
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