令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道 (8)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 VI-3 (幸町北8号館 821講義室)

座長:伊藤 壱記(鉄道総合技術研究所)

[VI-853] 軽量盛土を使用した新駅整備計画について

*鈴木 裕二1、庄司 裕紀1 (1. 東日本旅客鉄道)

キーワード:軽量盛土工法、EPS、新駅整備、維持管理

本稿では,短期間で高低差20mの区間に新駅を整備するための計画及び維持管理に向けた整理事項について,報告する.本工事は,隣接道路からホームまでが高低差20mの区間に新駅を整備する工事である.整備にあたり,以下の3つの課題があった.(1)材料搬入経路が限られること.(2)工期が隣接する公共施設の開業に合わせ約10ヶ月と短期間であること.(3)駅舎の設置個所がトンネル上部であること.そこで,大型の発泡スチロールブロック(EPS)を用いてホームおよび駅舎盛土を設置することとした.EPSの使用により人力による材料搬入,昼間施工を可能とした.また,今後の維持管理にあたりEPS盛土の管理項目を定めた.

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