[VI-857] 張出歩道を用いたホーム新設
キーワード:プラットホーム、張出歩道、Z型擁壁、プレキャストホーム、ホーム下空間、仮土留工不要
近年、鉄道駅ではお客様のプラットホームからの転落対策として、プラットホーム下に空間を設けるケースが多い。JR九州においても、その空間が確保できる「Z型擁壁」を用いてプラットホームを新設してきた。営業線に沿った位置にZ型擁壁でプラットホームを新設する場合、軌道中心から約1.4mという非常に近い位置に仮土留工が必要で、かつ機動変状の恐れが大きかった。今回、道路で使用している「張出歩道」を用いてプラットホームを新設した。掘削位置も軌道中心から約2.2m離れた位置まで後退でき、掘削深さも浅いため、仮土留工が必要となり、軌道変状もなく、Z型擁壁と比較し、安全に、短い工期で、かつ低コストで新設できた。
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