令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道 (9)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VI-3 (幸町北8号館 821講義室)

座長:福岡 寛記(四国旅客鉄道)

[VI-860] 軌道に近接したニューマチックケーソン基礎施工における影響遮断壁の有用性

*山本 健太朗1、宮下 純平1、長谷 秀明2、加藤 克典2 (1. 西日本旅客鉄道株式会社、2. 大鉄工業株式会社)

キーワード:ニューマチックケーソン工法、近接施工、影響遮断壁

ケーソン基礎の施工では、基礎沈下時に周辺土砂を巻き込み周辺地盤の変形が生じるとされているが、軌道変状対策としての影響遮断壁の定量的な指標は整理されておらず、経験に基づいて遮断壁を設計しているのが実情である。本稿では、影響遮断壁の有無及び打設深さとケーソンの沈設深度による周辺地盤と軌道に与える影響について、現地に設置した多段式傾斜計と軌道自動計測装置の計測結果を用いて検証した。現地計測により影響遮断壁の有無及び打設深さが軌道に与える影響について検証し、効果の確認と留意点の整理を行った。また、今回の計測範囲内における掘削深さと離れの違いが軌道に与える影響度合いを評価することが出来た。

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