Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

鉄道 (11)

Thu. Sep 5, 2019 4:10 PM - 5:40 PM VI-3 (幸町北8号館 821講義室)

座長:中村 貴久(鉄道総合技術研究所)

[VI-875] Structual design of embankment for resumption of service of Sanyo line by heavy rainfall disaster

*冨田 佳孝1、萬代 能久1、冨山 善史1 (1. 西日本旅客鉄道株式会社)

Keywords:Sanyo line, Banking, Restoration, Heavy rain

平成30年7月豪雨に伴う当社鉄道施設の被害は西日本の広範囲で発生した.その内,広島支社管内の山陽本線 三原~白市間,呉線 三原~広間は物流の重要路線であるため,早期運転再開を目指す必要があった.本稿では山陽本線で最も大規模な盛土流出被害が発生した三原~本郷間における復旧盛土構造計画について述べたものである.当該箇所は山陽本線で最も被害規模が大きく,その復旧が運転再開時期を左右する箇所であるため,急速施工を前提とした盛土構造計画を行った.その結果,土木工事は当初の工事完了見込みから約1ヶ月前倒しして完了し,山陽本線は災害発生から3ヶ月弱となる9月30日に運転再開を果たすことができた.

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