[VI-875] Structual design of embankment for resumption of service of Sanyo line by heavy rainfall disaster
Keywords:Sanyo line, Banking, Restoration, Heavy rain
平成30年7月豪雨に伴う当社鉄道施設の被害は西日本の広範囲で発生した.その内,広島支社管内の山陽本線 三原~白市間,呉線 三原~広間は物流の重要路線であるため,早期運転再開を目指す必要があった.本稿では山陽本線で最も大規模な盛土流出被害が発生した三原~本郷間における復旧盛土構造計画について述べたものである.当該箇所は山陽本線で最も被害規模が大きく,その復旧が運転再開時期を左右する箇所であるため,急速施工を前提とした盛土構造計画を行った.その結果,土木工事は当初の工事完了見込みから約1ヶ月前倒しして完了し,山陽本線は災害発生から3ヶ月弱となる9月30日に運転再開を果たすことができた.
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