[VI-886] 構造物境界部におけるラダーマクラギによる動的変位抑制効果
キーワード:ラダーマクラギ、バラスト軌道、維持管理、保守省力化
バラスト軌道は道床バラストのつき固めを基本とする定期的な保守を前提とした軌道であるが,特にレールの継目部,踏切部,構造物境界部などは弱点箇所になりやすい傾向にある.ラダーマクラギはバラスト軌道の保守省力化を第一の目的として開発された縦まくらぎであり,一般区間だけではなく多頻度保守箇所にも適用事例がある.本研究では,ラダーマクラギの保守省力化効果の定量化に関する基礎検討を行うことを目的として,構造物境界部に敷設されたラダーマクラギの動的沈下量を評価した.その結果,ラダーマクラギの動的沈下量は,3号PCまくらぎと比較して最大で2.9mm程度抑制され,ラダーマクラギによる動的変位抑制効果が実証した.
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