[VI-891] バラスト道床状態の音特性による評価方法に関する基礎的検討
キーワード:バラスト、細粒分、騒音レベル、実物大模型試験
鉄道のバラスト軌道は、経年によりバラストが細粒化すると、バラストに混入する細粒分の含有率が高くなり、沈下進みが増大することから、新品バラストに交換することが保守量低減の抜本的な対策となる。現状では、目視により道床状態を確認し、軌道補修頻度等を考慮して道床の交換が行われている。そこで、筆者らは道床状態を定量的に評価するため、バラストの音特性を用いた評価手法の開発を行っている。本研究では、基礎的な研究として円形モールドを用いた要素試験および実物大模型試験を実施し、バラストの粒度分布を変えた場合にバラストの音特性を騒音計により測定し、本評価方法の妥当性を検討した。
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