[VI-892] 下負荷面モデルを用いた実物大バラスト軌道モデルの基礎検討
バラスト軌道は繰返し列車荷重が作用することで塑性変形し、著大な変形量が発生すると補修を行うことで安全な列車走行を可能としている。効率的な補修を行うためには、バラスト軌道の弾塑性変形挙動を解明することで、将来的な沈下量の予測を行う必要があると考えられる。本報告は、数値解析手法である下負荷面モデルを用い、実務における適用を目指して実物大バラスト軌道模型の繰返し載荷に対する数値解析を実施した。その結果、数値解析から得られた沈下挙動は概ね試験結果を捉えており、より再現性の高い数値解析を行うためには、まくらぎとバラスト道床間の接触について考慮する必要があることがわかった。
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