[VI-897] 東北新幹線盛岡~八戸駅間スラブ軌道凍上対策
キーワード:凍上、凍結指数、断熱材、切取、新幹線
東北新幹線盛岡~八戸駅間は2003年の開業後4年経過した2007年頃から八戸駅周辺で凍上が確認され始めた.凍上の発生を予測することは難しく,冬期のみの変位のため,融凍期には元の線形に戻す等の繰り返し補修となり,コストがかかる.凍上の三大要素は温度,水,地質と言われている.凍上が確認されている箇所はスラブ軌道であり,抜本的な対策(排水溝の設置、路盤の改良)は大規模工事となるため実施できていなかった.そのため,温度に着目した凍上の抑制対策(冷やさない、暖める)を検討し,路盤上に断熱材を敷設した.その結果,凍上を抑制することができ,スラブ軌道の凍上対策について一定の知見を得ることができた.
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