[VI-905] 慣性センサを用いたハンディ軌道検測器の開発
キーワード:ハンディ検測器、微分差分法、座標変換
軌道工事の仕上り検測の効率化を目的として、小型軌道検測装置が使用されているが、小規模な人力作業では依然として糸張り検測が行われている。そこで、すべての軌道工事の仕上り検測を装置化するため、軽量・安価なハンディ軌道検測器を開発した。抜本的な軽量化のため、従来のようなT字型形状でなく、軌間ゲージのようなI字型の一本棒形状とした。ハンディ検測器は2つの測定モードを使い分けることが特徴で、高低・通り測定時には片側のレール上を走行させ、軌間・水準の測定時には左右レールに跨るよう架け替えることで全項目を測定可能である。試作試験の結果、本装置は所望の精度で全項目の軌道狂いを測定することができた。
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