令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

品質管理 (2)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VI-11 (幸町総合教育棟 多目的室4)

座長:上原 郷(大林組)

[VI-93] 積雪寒冷地における冬期盛土施工

*岩渕 一歩1、大西 満1、猪股 諒大1、保土田 誠1 (1. 佐藤工業㈱)

キーワード:積雪寒冷地、冬期盛土、アイスレンズ

本工事は、北海道空知地方に位置する積雪寒冷地における最終処分場の建設工事である。工事に伴い、最大切土高約30m、総切土量約800,000㎥の掘削残土が発生し、処分場の東側に位置する3箇所の沢部土捨場に最大盛土高約70mの盛土を行う計画となっている。平成29年11月末現在の土工事の進捗状況が悪く、現状では、次年度以降の工程に影響を与えると判断し、冬期においても土工事を行うこととした。冬季施工を実施した結果、融解期の変状については、特に変状は見受けられず、一部で最大7.4cmの沈下が確認されたが、法面排水や小段排水に直接影響のない部分であり、懸念していたリスクは回避できた。

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