[VI-930] フルプレキャスト方式による共同溝内部構築工
キーワード：プレキャスト、ICT
近年，建設業においてICT，省力化，生産性向上が着目されている．本工事は施工延長1,457ｍの既設シールドトンネル（Φ6,700 ㎜）坑内をフルプレキャスト版で内部構築工するものである．内部は下中壁，中床版，上中壁のプレキャスト版にて４部屋を構築する．構築の際，既設シールドトンネルには中床版設置用ブラケットも施工済みであることと，気密性が求められるガス室があることから，高精度のプレキャスト版割り付けが必要であった．現況の既設シールドトンネル施工誤差とブラケット位置に合わせたプレキャスト版割り付けを検討した結果，３Ｄ測量を活用することで，省力化・生産性向上効果が得られた．
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