令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

CIM (2)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VI-5 (幸町総合教育棟 第11大講義室)

座長:片山 政弘(熊谷組)

[VI-940] HoloLensによる建築限界表示に関する実験的検討

*石田 将貴1、井口 重信1、髙見澤 拓哉1、山本 大貴2 (1. 東日本旅客鉄道株式会社、2. 株式会社JR東日本情報システム)

キーワード:ICT、MR、BIM・CIM、HoloLens、建築限界表示

国土交通省が進めるi-Construcutionの一環として建設生産性向上のための取り組みが各箇所で進められている.JR東日本でもJRE-BIMの整備を核に同様の検討を行っている.本検討では複合現実(MR)を再現するデバイスとして鉄道建設工事におけるHoloLensの活用を試み,現地空間への建築限界の表示方法とその精度について実験的に検証した.その結果,レール頭面を4点タップした点を基準とした建築限界の表示などが可能となった.またWorldAnchor機能を用いることで,ホログラムの表示精度を数cm程度以内に抑えることが可能ということがわかった.

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