[VI-961] 乾式磁力選別処理による重金属等を含むトンネル掘削土の処理事例
キーワード:重金属類、トンネル、磁力選別、土壌処理
東海北陸自動車道の白鳥トンネル(Ⅱ基線)掘削土から環境基準を超過する重金属(ふっ素)が検出され、各種検討を経て、この環境基準不適合土の対策に乾式磁力選別工法による浄化処理を採用した。処理対壌のふっ素溶出量は低濃度であったが、処理後に総じて溶出量の低減効果が確認でき、環境基準不適合土を大幅に減容(約9割減)することができた。加えて、浄化関係者間で事前にターゲットコストを設定し、品質管理やデータ採取を緻密に行った結果、乾式磁力選別処理の採用により、コストを削減しつつ、環境リスクの低減、資源の有効利用を図ることができた。
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