Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

建設環境 (1)

Thu. Sep 5, 2019 8:40 AM - 10:10 AM VI-6 (幸町総合教育棟 多目的室1)

座長:伊藤 達也(熊谷組)

[VI-965] Report of covering construction method by using Hi-Beads on dredging basin in the Lake Nakaumi environmental restoration project.

*栗原 優一1、清重 直也1、中本 健二1、桑原 智之2、山本 民次3、須崎 萌実4、小倉 加代子5 (1. 中国電力、2. 島根大学、3. 広島大学、4. 米子工業高等専門学校、5. 認定NPO法人自然再生センター)

Keywords:garanulated coal ash, dredging basin, covering of mountain shape

島根県東部と鳥取県西部にまたがって位置する中海では,干拓事業に伴う大規模な浚渫により,中海の面積の1割におよぶ約8 km2もの浚渫窪地が存在する。この浚渫窪地は現在も通常の湖底面より3~7 m程度深くなった状態であり,窪地内では無酸素化による硫化水素の発生や栄養塩の溶出が起こり,これらが遡上・拡散することで,中海全体の生態系に悪影響を及ぼしていると推測される。このため,認定NPO法人自然再生センターでは,浚渫窪地の環境修復事業を中国電力が開発した石炭灰造粒物(Hiビーズ)を用いて実施している。この事業背景とその効果について報告する。

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