[VI-977] 大規模揚炭桟橋新設工事のプレキャスト化について
キーワード:桟橋、プレキャスト化
(株)JERA武豊火力発電所のリプレース計画において,10万DWT級石炭船から石炭を受け入れるための桟橋の設計を行った.本桟橋は延長375m,幅26mの大規模な海上構造物であり,従来工法による海上での上部工構築は気象・海象による影響を大きく受けることから,工程遅延のリスクが懸念された.そこで,上部工のプレキャスト化に伴う海上作業削減による工事工程短縮と工事遅延リスク削減を計画した.さらに品質面では,打設量削減等によるコールドジョイント発生リスクの低減も期待できる.プレキャスト化については、プレキャスト部材接続部が構造弱部となる恐れがあるため,強度・耐久性・鉄筋の接続方法に関して対策を行う.
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