令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

海外工事

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 VI-6 (幸町総合教育棟 多目的室1)

座長:西嶋 岳郎(安藤・間)

[VI-982] シンガポールにおける初の凍結施工 その2 ーSCLトンネル施工ー

*山名 陵太1、多田 博光1、小椋 浩2、塩田 仁己2 (1. 大成建設(株)、2. (株)精研)

キーワード:凍結工法、シンガポール、凍土、凍上、SCL(Sprayed Concrete Lining)トンネル

シンガポールで建設中の地下鉄新線トムソンイーストコースト線のマリーナベイ地区T226工事においてシンガポールで初の凍結工事が施工された.この工事は既設の2営業線の直下に上下2本構築される軌道トンネルの内,下段トンネルの掘削防護として採用された.初の凍結工の施工であったため,まずは適切な施工体制を築き,現地業者との協力のもと凍結工およびSCL(Sprayed Concrete Lining)トンネル工を完了させた.また三次元FEMによる事前解析を行い,施工に伴う既設営業線(南北線)の変位を事前予測し,実際の計測結果と比較し施工管理に反映させた.

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