[VI-985] ボックスカルバート型函体沈設による発電所冷却水放水路の施工
キーワード:海外、ボックスカルバート、沈設、発電所、取放水設備
東南アジアの発電所冷却水の取放水路で一般に採用されている工法の紹介。
陸上で製作したボックスカルバート型の函体を沈設接続することで発電所沖合約1.7㎞の放水位置まで放水路を建設する。基礎形式は杭基礎で、海中に打設したPHC杭に台座を設置し、その上に函体を据え付ける方法。カルバート間のジョイントはグラウトソックと呼ばれるチューブを未接続面に設けた溝に沿って設置しておき、沈設後にグラウトを充てんする。
パイプラインに比べ安価であること、専門技術を使用しないので施工が容易であることが特色。その反面、ジョイントが水密性を有しないため、いまだ改良の余地はある。
陸上で製作したボックスカルバート型の函体を沈設接続することで発電所沖合約1.7㎞の放水位置まで放水路を建設する。基礎形式は杭基礎で、海中に打設したPHC杭に台座を設置し、その上に函体を据え付ける方法。カルバート間のジョイントはグラウトソックと呼ばれるチューブを未接続面に設けた溝に沿って設置しておき、沈設後にグラウトを充てんする。
パイプラインに比べ安価であること、専門技術を使用しないので施工が容易であることが特色。その反面、ジョイントが水密性を有しないため、いまだ改良の余地はある。
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