[VI-988] 逆巻き工法における鋼製切梁支保工からセミRC床版への設計変更
キーワード:切梁支保工、セミRC床版、設計変更、RC腹起し、工程短縮
当該工事で採用された駅舎逆巻き工法掘削土留め形式に関して、設計段階では、RC腹起しと鋼製切梁支保工の複合体が4段目で採用されていた。しかしながら、実施工段階において、連壁の変形状態や切梁支保工の応力状態をモニタリングし、セミRC床版に設計変更した。その結果、RC腹起しの過密鉄筋の平準化を図ることが可能となった。同時に、RC腹起しと鋼製切梁支保工の複合構造とせずRC構造のみとすることで工事を容易なものとし工程短縮を実現できた。本報告では、上記の構造体変更に伴う設計と実際の動態観測の結果を報告し、他類似工事への適用可能性を論じている。
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