令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

GPS・リモートセンシング

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 VI-6 (幸町総合教育棟 多目的室1)

座長:黒台 昌弘(安藤・間)

[VI-994] ICT土工における過転圧防止に関する実証的考察

*成田 憲昭1、廣上 伸二1、田尻 太郎1、近藤 里史1、山元 康弘1 (1. 株式会社 砂子組)

キーワード:ICT、転圧回数、過転圧防止、盛土、締固め管理

土工盛土の品質管理においては,働き方改革の一環としても注目されるICT土工では,TS・GNSSによる締固め管理が一般的となった.GNSS土工管理はリアルタイムな転圧回数の面的管理が可能であり,合理的で効率的な管理方法であるが,過転圧回数を事前に決めたとしても,踏み残しを防ぐため,走行軌跡が密になるように運用し過転圧傾向になる恐れがある.
この点を改善するために,突起付き車輪を持つ架台を曳行させ,架台の上下動加速度を連続測定し衝撃加速度法を適用した.測定結果から転圧土のラーメ定数を算出した結果,標準まき出し厚を必ず墨守する事も,一考に値する.

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