環境計画 (2)

[VII-102] 表土ブロック移植およびすき取り土被覆による盛土のり面の森林復元

*佐藤 厚子¹、畠山 乃¹、中村　 誠宏²、古田 雄一³、千葉 隆広³、孫田 敏⁴、伊藤 徳彦⁴ (1. 寒地土木研究所、2. 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター和歌山研究林　、3. 国土交通省北海道開発局旭川開発建設部、4. 一般社団法人　北海道開発技術センター)

キーワード：森林復元、表土ブロック、すき取り土、盛土のり面、自然環境保護

自然環境保護の観点において施工により撹乱された環境を施工前の森林の状態に復元する必要がある盛土施工箇所において、表土ブロックの移植、すき取り土による被覆の2種類の方法でのり面の森林への復元をめざし、施工後の状態を5年間にわたり調べた。その結果、表土ブロック移植やすき取り土被覆によるのり面保護工は森林復元工法として有効な方法である。特に表土ブロック移植は、すき取り土移植よりも早期に森林復元の可能性があることがわかった。