[VII-103] 宮ケ瀬ダム原石山法面緑化の追跡調査
キーワード:法面緑化、生物多様性、無人航空機、空撮調査、二酸化炭素固定量
宮ケ瀬ダム原石山法面は、急傾斜の岩盤基盤という植物の生育には過酷な環境下にある面積4.8haの法面である。1995年に現地の潜在自然植生に近い広葉樹中高木の苗木7万本を、独自の工法により緑化した。本工法の成否を検証するために2001年および2007年に樹木の生育状況に関する追跡調査を実施し、法面全体として樹木の生態遷移が順調に進んでいることを確認している。これまで2回の追跡調査では、法面全体を区分けし、サンプル区域内の樹木全数について踏査調査を行った。植栽後23年経過した2018年7月に行った3度目の追跡調査では、踏査調査にかえてUAV(無人航空機)による法面全体の空撮調査を試みた。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。