[VII-109] オオヨモギの混播の有無がヨシ等の発芽に与える影響についての基礎的検討
キーワード:在来種、発芽率、発芽試験、オオヨモギ、ヨシ
河川堤防植生とし在来植生種の導入を図るため,筆者らは河川の実堤防を試験地として,在来種による試験施工を実施してきた.安定的な群落形成を期待する在来種としてヨシ,オギ,ヤマアワ,ビロードスゲ,早期緑化の役割を期待する在来種としてオオヨモギを選定し,オオヨモギの混播の有無や施工方法を変えて試験を行っている.平成30年の現地試験では,ヨシ等イネ科植物の生育確認本数がオオヨモギの混播の有無等により3~4倍程度の大きな差が出る結果が得られた.そのため,同一条件で比較試験のできる室内発芽試験を行い,オオヨモギの混播により,発芽率に差が生じるのかの確認実験を行った結果について報告する.
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