[VII-119] 高速走行時の低周波帯域の地盤振動の現象解明
キーワード:鉄道振動、数値シミュレーション、車両・軌道・構造系練成解析
列車走行に伴う地盤振動は、列車速度が300km/hを超えると4~5Hz付近にピークが現れ、この帯域が主要帯域となる場合があることが報告されている。本報では、列車速度が300km/hを超える状況で4~5Hz帯域にピークが現れ、この帯域が主要帯域となる原因について、数値シミュレーションを用いて検討した。その結果、4~5Hz帯域においてピークが増大した原因は、加振力の大きさではなく、列車速度の増加による加振周波数の変化と構造物・地盤の伝播特性にあることがわかった。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。