[VII-127] コア分析に基づく中深度処分施設の吹付けコンクリートの変質に関する検討―地下空洞型処分施設機能確認試験(その17)―
キーワード:放射性廃棄物、地下空洞型処分、中深度処分、吹付けコンクリート、化学的変質、コア分析
中深度処分施設は規制期間である300~400年の間に,人工バリア構成部材間の相互作用や,周辺岩盤との相互作用によって化学的変質を起こすことが想定されている.周辺岩盤と最初に接するのは処分空洞の支保部材である吹付けコンクリートであることから,本検討では,中深度処分施設を模擬して建設された地下空洞から吹付けコンクリートのコアを採取し,その変質状況について検討した.EPMAによる面分析を実施した結果、岩盤との界面付近でCa濃度が低下していることが明らかになった。また、Ca濃度が低下している範囲では、県前部に比較して空隙率が大きく、ビッカース硬さは低下していることが明らかになった。
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