令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

放射性廃棄物 (1)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 VII-2 (幸町南6号館 第1講義室)

座長:西村 友良(足利大学)

[VII-128] 実規模施設での光ファイバセンサーの適用性検討(長期連続計測)
-地下空洞型処分施設機能確認試験(その18)-

*今井 道男1、広中 良和2、佐藤 公彦1、佐々木 敏幸1、山川 剛1、藤原 啓司2、脇 寿一2、寺田 賢二2 (1. 鹿島建設株式会社、2. 原子力環境整備促進・資金管理センター)

キーワード:放射性廃棄物 、モニタリング、光ファイバセンサー、ひずみ測定、温度測定

中深度処分施設の人工バリアや周辺岩盤の長期にわたる機能確認方法の確立を目的とした調査・検討を進めている.これまでの検討を通じて,光ファイバセンサーの有効性に着目し,長期耐久性を有する点,ポイント計測ではなく分布計測ができる点,などの利点を有する同センサーの中深度処分施設における機能確認への適用性について検討している.これまで,長期耐久性の観点から,光ファイバセンサーの機械的・光学的な評価試験方法を立案,着手してきた.本稿では,分布計測の観点から,現地環境下における光ファイバセンサーの適用性を検討するために,実規模施設を利用した長期的なひずみ分布,温度分布の結果を報告する.

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