令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VII部門

放射性廃棄物 (3)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VII-2 (幸町南6号館 第1講義室)

座長:白瀬 光泰(原子力環境整備促進・資金管理センター)

[VII-143] 実施工に向けた覆土の養生方法の検討

*小栗 光1、千々松 正和1、山田 淳夫1、塚尾 伸2、工藤 淳2、伊藤 裕紀2、伊藤 喜広3 (1. 安藤ハザマ、2. 日本原燃、3. 東電設計)

キーワード:放射性廃棄物、浅地中ピット処分、ベントナイト混合土、乾燥密度、冬期養生

低レベル放射性廃棄物処分施設における難透水性覆土およびその周辺の覆土の施工後の養生として3種類の方法に関して冬期養生試験を実施した。客土養生、断熱マット養生および気泡緩衝材養生の3種類である。その結果、客土養生の場合は最上層から施工時の品質と同程度の品質を維持できた。しかしながら、断熱マット養生および気泡緩衝材養生の場合、数層は剥ぎ取りが必要であった。既往検討による覆土の剥ぎ取り基準が冬期養生でも適用可能であり、それに基づき剥ぎ取らなくても良いと判断された層のサンプリング試料を用いた透水試験結果は、施工時のサンプリング試料の透水試験結果と有意な差は無かった。

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