[VII-145] 高レベル放射性廃棄物の温度によるベントナイト緩衝材の膨潤特性
キーワード:地層処分、高レベル放射性廃棄物、ベントナイト、温度、温度変化
地層処分時に用いられるベントナイト緩衝材には、著しい膨潤挙動や難透水性などを発揮することで,処分期間中の地下水の抑制,施工時に生じる岩盤との隙間の充填,クラックに対する自己シール性などが期待されている.一方で,廃棄体は処分時に約100℃ほどの熱を発しており,熱の影響が緩衝材の膨潤特性に与える影響について把握する必要がある.また,緩衝材は施工後の再冠水に伴い徐々に飽和化していくが,その進行は緩慢であり,廃棄体に近い緩衝材ほど長期間不飽和状態で温度履歴を受けることが予想される.そこで本研究では,温度履歴および試験中の間隙水の温度変化がベントナイトの膨潤圧特性におよぼす影響について把握を行った.
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