放射性廃棄物 (3)

[VII-146] Study on basic physical properties of mortar mixing Moderate-Heat Portland Cement and Ground granulated blast-furnace slag (Part Ⅱ).

*矢ノ倉 ひろみ¹、杉橋 直行¹、依田 侑也¹、髙橋 圭一¹、工藤 淳² (1. 清水建設株式会社、2. 日本原燃)

Keywords:Blast Furnace Slag, Mass Employment , Setting of Mortar, Adiabatic Temperature, Activity of Slag, Expanding Material

低レベル放射性廃棄物処分施設に用いるセメント系充てん材には，間隙通過性とセルフレベリング性を長時間確保するため，5時間後のスランプフローを65cm以上確保するとともに，凝結の終結は48時間以内を目標とした配合が設定されている．本配合は，中庸熱ポルトランドセメントと高炉スラグ微粉末を1：9の比率で用いているため，外気温や材料品質の変動を受けやすいことから，充てんモルタルの品質安定化を目的に混和剤の種類やスラグの置換率を変更した配合を指向し，既報で報告している．本研究では，既報の選定配合から更なる凝結の終結時間の改善のため新に選定した配合の基本物性について，既往の配合との比較を含めて報告する．