[VII-155] 高レベル放射性廃棄物の地層処分における地下施設からの湧水量評価のためのマルチスケールモデル化・解析技術の開発―(その1)全体概要―
キーワード:高レベル放射性廃棄物、地層処分、坑内湧水、マルチスケール化、地下水流動解析
地層処分の地下施設の建設・操業においては,坑内湧水が発生する可能性が高いため,その排水にかかるコスト抑制の観点から,坑内湧水の抑制対策が必要である.湧水抑制対策は,処分場の建設時に先行ボーリングなどに基づいて実施する湧水の発生場所や発生量に応じて実施するものであるが,処分場の設計段階から,地質構造に応じて予め必要となる湧水対策を把握しておくことで,より効果的に湧水量の抑制が可能と考えられる.このため,段階的にサイト調査が進められることや,多数の坑道が地下深部の広範囲にわたり掘削されるといった地層処分の地下施設の特徴を考慮して,地下水流動解析に基づく湧水量の評価方法の整備に取り組んだ.
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