放射性廃棄物 (4)

[VII-158] Development of multi-scale modeling method for evaluation of inflow rate into underground facilities for high level radioacitive waste disposal- (Part 4) -

*野尻 慶介¹、三枝 博光¹、鈴木 覚¹、森田 豊²、橋本 秀爾²、鐙 顕正²、田中 達也² (1. 原子力発電環境整備機構、2. 大林組)

Keywords:Geological disposal, water inflow , analysis, grouting

概要調査から精密調査の段階に実施する岩盤中の割れ目分布や透水量係数などの調査結果を水理地質構造モデル化することを想定し，深成岩類や先新第三紀堆積岩類などの割れ目を伴う岩盤を対象として，地下施設での坑内湧水量の評価技術を開発した．本報告では，開発した方法を用いて，地下施設の建設・操業のライフサイクルにおける湧水量評価に適用し，湧水抑制対策を踏まえた段階的な地下施設の拡張による湧水量の変化を定量的に把握するとともに，湧水による処分場周辺の水位低下影響範囲の評価を実施したことから，その結果を報告する．