放射性廃棄物 (5)

[VII-163] Drilling analysis of geological disposal facility tunnel considering the time dependent behavior of ground

*西内 瑞生¹、金澤 伸一²、林 久資¹、真田 昌慶³ (1. 山口大学大学院創成科学研究科、2. 福島工業高等専門学校、3. 西松建設株式会社)

Keywords:Geological disposal , Numerical analysis, Constitutive Equation of Variable Compliance Type, High-level radioactive waste

現在，原子力発電の過程で発生する高レベル放射性廃棄物の処分方法として，地層処分が検討されている．地山に地層処分施設の処分坑道を掘削し供用を行う際は，支保部材や周辺岩盤の力学状態を把握出来ることが好ましい．そこで本研究では，大久保らが提案したコンプライアンス可変型構成方程式を適用することで，施工から供用時における坑道周辺岩盤の挙動を把握することを目的とし解析を行った．その結果，コンプライアンス可変型構成方程式を用い，時系列を考慮した支保部材の有無による岩種別の坑道周辺岩盤の安定性について示すことができた．